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写本
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しゃほん
ふりがな文庫
“
写本
(
しゃほん
)” の例文
田丸という人には、ちょっと
文藻
(
ぶんそう
)
があった。かれがこの道中の辛苦を書きとめた
写本
(
しゃほん
)
、
旅之衣波
(
たびのころもは
)
には、ちゃんとこう書いてあります。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
工芸
(
こうげい
)
学校の先生は、まず
昔
(
むかし
)
の古い
記録
(
きろく
)
に
眼
(
め
)
をつけたのでした。そして
図書館
(
としょかん
)
の二
階
(
かい
)
で、毎日黄いろに古びた
写本
(
しゃほん
)
をしらべているうちに、
遂
(
つい
)
にこういういいことを
見附
(
みつ
)
けました。
紫紺染について
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
殊に老人のある家では
写本
(
しゃほん
)
が隠居仕事の一つであったので、今はモウ大抵
潰
(
つぶ
)
されてしまったろうが私の青年時代には少し
旧
(
ふる
)
い家には大抵お
祖父
(
じい
)
さんか
曾祖父
(
ひいじい
)
さんとかの写本があった。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“写本”の意味
《名詞》
本を書き写すこと。また、書き写された本。
(出典:Wiktionary)
“写本”の解説
写本(しゃほん、en: manuscript)とは、手書きで複製された本や文書、またはその行為そのものを指して示す用語。原本(オリジナル)である正本(しょうほん、せいほん)と対応させて、それを書き写した書写本であることを強調する用語として使われることもある。謄本ともいう。
(出典:Wikipedia)
写
常用漢字
小3
部首:⼍
5画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“写”で始まる語句
写
写真
写生
写楽
写真帖
写経
写実
写字机
写真入
写山楼