“写楽”の読み方と例文
旧字:寫樂
読み方割合
しゃらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春章しゅんしょう写楽しゃらく豊国とよくには江戸盛時の演劇を眼前に髣髴ほうふつたらしめ、歌麿うたまろ栄之えいしは不夜城の歓楽に人をいざなひ、北斎ほくさい広重ひろしげは閑雅なる市中しちゅうの風景に遊ばしむ。
浮世絵の鑑賞 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
エイゼンシュテインは特に写楽しゃらくのポートレートを抽出して、強調された顔の道具の相剋的そうこくてきモンタージュを論じているが
映画芸術 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
日本人はいつでも外国人に率先される。写楽しゃらく歌麿うたまろ国政くにまさ春信はるのぶも外国人が買出してから騒ぎ出した。