其良心そのりやうしん)” の例文
そらおそろしくおもふのでつたが、また剛情がうじやう我慢がまんなる其良心そのりやうしんは、とはみづからはいまかつ疼痛とうつうかんがへにだにもらぬのでつた、しからば自分じぶんわるいのではいのであるとさゝやいて
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)