“公邊(おかみ)” の例文
新字:公辺
見付けしに相違(さうゐ)なければ公邊(おかみ)へ訴へ何處迄(どこまで)も黒白を分け申べしと片意地(かたいぢ)張(はつ)て持參金を返濟(へんさい)せぬ工夫(くふう)をなすに忠八も側(そば)より日頃又七樣下女に手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持て我が寢所(ねどころ)へ來りし故怪敷(あやしく)思(おも)ひ片蔭(かたかげ)に隱(かく)れて窺(うかゝ)ひしに夜着(よぎ)の上より我を刺(さし)候樣子に付き取押(とりおさ)へて繩を掛(かけ)しなり此儀(このぎ)公邊(おかみ)へ訴(うつた)へ此者を吟味(ぎんみ)致さんと云ひけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
背(そむ)ける故傳吉は最早(もはや)耐難(こらへがた)く之れにある昌次郎殿に相違なし慥(たし)かなる證據(しようこ)もある上は爭(あらそ)はず金子を返し候へ萬一爭ひ給はゞ公邊(おかみ)へ訴へ黒白(くろしろ)を分ねば相成ずと言ければ忽ち昌次郎は眞赤(まつか)に成て座を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)