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先棒
ふりがな文庫
“先棒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さきぼう
90.9%
さきばう
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきぼう
(逆引き)
ある家の前で、衝突の
先棒
(
さきぼう
)
を振るものがある、両手を揚げて制するものがある、多勢の勢に駆られて見る間に御輿は傾いて行った。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
先棒
(
さきぼう
)
と
後
(
うしろ
)
との
声
(
こえ
)
は、
正
(
まさ
)
に一
緒
(
しょ
)
であった。
駕籠
(
かご
)
が
地上
(
ちじょう
)
におろされると
同時
(
どうじ
)
に、
池
(
いけ
)
に
面
(
めん
)
した
右手
(
みぎて
)
の
垂
(
たれ
)
は、
颯
(
さっ
)
とばかりにはね
揚
(
あ
)
げられた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
先棒(さきぼう)の例文をもっと
(10作品)
見る
さきばう
(逆引き)
高信
(
たかのぶ
)
さんが、
銀貨
(
ぎんくわ
)
を
若干
(
なにがし
)
、
先棒
(
さきばう
)
の
掌
(
てのひら
)
へポンと
握
(
にぎ
)
らせると、にこりと
額
(
ひたい
)
をうつむけた
処
(
ところ
)
を
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
先棒(さきばう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“先棒”の意味
《名詞》
先棒(さきぼう)
駕籠などの前の方を担ぐ人。
人の手先となり働くこと。
(出典:Wiktionary)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“先棒”で始まる語句
先棒担
検索の候補
先棒担
棒先
“先棒”のふりがなが多い著者
邦枝完二
徳冨蘆花
林不忘
福沢諭吉
樋口一葉
泉鏡太郎
島崎藤村
吉川英治
岡本綺堂
泉鏡花