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さきぼう
ふりがな文庫
“さきぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
先棒
62.5%
前棒
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先棒
(逆引き)
すっかり、眼がさめました。どうか、その
謀叛組
(
むほんぐみ
)
の
先棒
(
さきぼう
)
になったわしを縛って、御工事を、
滞
(
とどこお
)
りなくおやり遂げくださいまし
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうではないにしても、あまり気味のよいお客様じゃアないから、
先棒
(
さきぼう
)
と
後棒
(
あとぼう
)
は、ちらと眼で、用心の合図をかわしつつ
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
さきぼう(先棒)の例文をもっと
(10作品)
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前棒
(逆引き)
前棒
(
さきぼう
)
の
親仁
(
おやじ
)
が、「この
一山
(
ひとやま
)
の、見さっせえ、残らず
栃
(
とち
)
の木の大木でゃ。皆
五抱
(
いつかか
)
え、
七抱
(
ななかか
)
えじゃ。」「
森々
(
しんしん
)
としたもんでがんしょうが。」と
後棒
(
あとぼう
)
が
言
(
ことば
)
を添える。
栃の実
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
また御霊会の風俗踊りに加わって
前棒
(
さきぼう
)
を勤めたのは、田楽法師・鉢叩き・
鉦打
(
かねうち
)
にも似通うところがある。
俗法師考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
さきぼう(前棒)の例文をもっと
(6作品)
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