億里おくり)” の例文
この六億里おくり道程みちのりを三百六十五日と六とき(實は五時四十八「ミニウト」四十八「セカンド」なれども先つ六時とするなり)のあひだ一廻ひとまはりしてもとところかへるなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
すなは地球ちきう自轉じてんにてへば三百六十五と、四半分しはんぶんまはあひだに六億里おくりみちはしることなり。大陽暦たいやうれきはこの勘定かんぢやうもとにして日輪にちりん周圍まはり地球ちきう一廻ひとまはりするあひだを一年とさだめたるものなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)