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亭乎
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すらり
ふりがな文庫
“
亭乎
(
すらり
)” の例文
健は
例
(
いつも
)
の樣に
亭乎
(
すらり
)
とした體を少し
反身
(
そりみ
)
に、
確乎
(
しつかり
)
した歩調で歩いて、行き合ふ
兒女
(
こども
)
等の會釋に微笑みながらも、始終思慮深い目附をして
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
健は、
例
(
いつも
)
の様に
亭乎
(
すらり
)
とした体を少し
反身
(
そりみ
)
に、
確乎
(
しつかり
)
した
歩調
(
あしどり
)
で歩いて、行き合ふ
児女等
(
こどもら
)
の会釈に微笑みながらも、始終
思慮
(
かんがへ
)
深い眼付をして
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
中肉の、背は
亭乎
(
すらり
)
として高く、帽子には
態
(
わざ
)
と記章も附けてないから、打見には誰にも学生と思へない。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
亭乎
(
すらり
)
とした體を眞直にして玄關から上つて行くと、早出の生徒は、毎朝、控所の彼方此方から驅けて來て、恭しく渠を迎へる。中には態々渠に
叩頭
(
おじぎ
)
をする
許
(
ばつか
)
りに、其處に待つてゐるのもあつた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
亭乎
(
すらり
)
とした体を
真直
(
まつすぐ
)
にして玄関から上つて行くと、早出の生徒は、毎朝、控所の
彼方此方
(
かなたこなた
)
から駆けて来て、
敬
(
うやうや
)
しく渠を迎へる。中には
態々
(
わざわざ
)
渠に
叩頭
(
おじぎ
)
をする
許
(
ばつか
)
りに、其処に待つてゐるのもあつた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“亭”で始まる語句
亭主
亭
亭々
亭子院
亭亭
亭午
亭子
亭長
亭座敷
亭主列車