“井浚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いどさら33.3%
いどざら16.7%
いさら16.7%
いどさらえ16.7%
いどさらへ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梁川君のに接した其日井底に落ちた柄杓は、其の年の暮井浚いどさらえの時上がって来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
農閑のうかんなので、青年の夜学がはじまる。井浚いどざらえ、木小屋の作事さくじ、屋根のき更え、農具の修繕しゅうぜんなども、此すきにする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
四角な石の井戸側に『井浚いさらいど』と深く彫ってある。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
然しいつまで川水を汲んでばかりも居られぬので、一月ばかりして大仕掛おおじかけ井浚いどさらえをすることにした。赤土あかつちからヘナ、ヘナから砂利じゃりと、一じょうも掘って、無色透明無臭而して無味の水が出た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
しかしいつまで川水を汲むでばかりも居られぬので、一月ばかりして大仕掛おほじかけ井浚いどさらへをすることにした。赤土からヘナ、ヘナから砂利、と一丈余も掘つて、無色透明むしよくとうめい無臭むしうさうして無味の水が出た。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)