“農閑”の読み方と例文
読み方割合
のうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農閑のうかんなので、青年の夜学がはじまる。井浚いどざらえ、木小屋の作事さくじ、屋根のき更え、農具の修繕しゅうぜんなども、此すきにする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
都会に近い田舎の事で、うちも多少の親類を東京にって居る。村の祭には東京からも遊びに来る。農閑のうかんの季節には、田舎からも東京に遊びに行く。たつじいさんは浅草に親類がある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)