“のうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
能管50.0%
納棺37.5%
農閑12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中から出たのは、平凡な能管(のうかん)の賦(ふ)が一冊、それを膝の前に開いて春日藤左衛門は見詰めました。
僕は納棺(のうかん)を終った後にも時々泣かずにはいられなかった。すると「王子の叔母さん」と云う或遠縁のお婆さんが一人「ほんとうに御感心でございますね」と言った。
点鬼簿 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
唯農閑(のうかん)なので、青年の夜学がはじまる。井浚(いどざら)え、木小屋の作事(さくじ)、屋根の葺(ふ)き更え、農具の修繕(しゅうぜん)なども、此隙(すき)にする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
都会に近い田舎の事で、何(ど)の家(うち)も多少の親類を東京に有(も)って居る。村の祭には東京からも遊びに来る。農閑(のうかん)の季節には、田舎からも東京に遊びに行く。辰(たつ)爺(じい)さんは浅草に親類がある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)