“いどざら”の漢字の書き方と例文
語句割合
井浚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農閑のうかんなので、青年の夜学がはじまる。井浚いどざらえ、木小屋の作事さくじ、屋根のき更え、農具の修繕しゅうぜんなども、此すきにする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
可なりの生活くらしをして居ながら、ぜにになると云えば、井浚いどざらえでも屋根ふきの手伝でも何でもする隣字となりあざの九右衛門じいさんは、此雹に畑を見舞みまわれ、失望し切って蒲団ふとんをかぶって寝てしもうた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)