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五衰
ふりがな文庫
“五衰”の読み方と例文
読み方
割合
ごすい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごすい
(逆引き)
「——天上楽しみ多けれど、
五衰
(
ごすい
)
早くも現じける。五衰早くも現じける……」そして、腹の底から、二声——
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
群集の思わんほども
憚
(
はばか
)
られて、
腋
(
わき
)
の下に
衝
(
つ
)
と冷き汗を覚えたのこそ、天人の
五衰
(
ごすい
)
のはじめとも言おう。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
天女も
五衰
(
ごすい
)
ぞかし、
玳瑁
(
たいまい
)
の
櫛
(
くし
)
、真珠の
根掛
(
ねがけ
)
いつか無くなりては
華鬘
(
けまん
)
の美しかりける
俤
(
おもかげ
)
とどまらず、身だしなみ
懶
(
ものう
)
くて、光ると云われし
色艶
(
いろつや
)
屈托
(
くったく
)
に曇り、好みの
衣裳
(
いしょう
)
数々彼に取られ
是
(
これ
)
に
易
(
か
)
えては
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
五衰(ごすい)の例文をもっと
(4作品)
見る
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
衰
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“五”で始まる語句
五月雨
五月蠅
五
五月
五歳
五色
五位鷺
五日
五分刈
五分
“五衰”のふりがなが多い著者
幸田露伴
泉鏡花
吉川英治