“ごすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
午睡64.3%
五衰28.6%
御推7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「眼が赤いのは、じつは今、午睡ごすいをとっていたからです。ああそれで思い出した。張順に起されたとき、私は夢を見ていたようだ……」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
群集の思わんほどもはばかられて、わきの下にと冷き汗を覚えたのこそ、天人の五衰ごすいのはじめとも言おう。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一筆書き残しまいらせそろ。よんどころなく覚悟をきわめ申し候。不便ふびん御推ごすいもじ願い上げまいらせ候。平田さんに済み申さず候。西宮さんにも済み申さず候。お前さまにも済みませぬ。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)