つこ)” の例文
ゆえに明君は民の産を制し、必ず仰いではもって父母につこうまつるに足り、してはもって妻子をやしなうに足り、楽歳には終身飽き、凶年には死亡を免れしめ、しかる後って善にかしむ。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
まめまめしき老僕が心を用いてつこうるあり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)