トップ
>
世迷言
>
よまひごと
ふりがな文庫
“
世迷言
(
よまひごと
)” の例文
坊
(
ぼつ
)
ちやん、こんな
世迷言
(
よまひごと
)
を
申
(
まを
)
しまして、
今更
(
いまさら
)
貴下
(
あなた
)
に、お
詫
(
わび
)
を
願
(
ねが
)
つて、
又
(
また
)
お
目
(
め
)
に
懸
(
かゝ
)
りたいの
何
(
ど
)
うのと
申
(
まを
)
します、
然
(
さ
)
うした
料簡
(
れうけん
)
ではござりませんが
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼
(
か
)
の花の白く咲かむ限り、此の切支丹寺に、われ等の執念残れりと思へ。此の怨み晴れやらぬものと思へと狼の吠ゆるが如く
喚
(
わ
)
めき立つるを、何を
世迷言
(
よまひごと
)
云ふぞ、と
冷
(
あざ
)
笑ひつ。此世は此世限り。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
申ぞ浪人しても
此清長
(
このきよなが
)
が妻ならずや夫に何とて以ての外
聞苦
(
きゝぐる
)
しき
世迷言
(
よまひごと
)
急度
(
きつと
)
省愼居
(
たしなみをり
)
申すべし是此金子は
受納
(
うけをさ
)
めたりとて何も
仔細
(
しさい
)
なき事は汝が申さずとも承知なれ共
然
(
さ
)
ある時は先にも申如く一旦
他人
(
ひと
)
に
惠
(
めぐ
)
みたる金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“世迷”で始まる語句
世迷
世迷事