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不始末
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ふしまつ
ふりがな文庫
“
不始末
(
ふしまつ
)” の例文
母樣始めお前方の仕樣の惡さに今の困窮然ば御自分の
不始末
(
ふしまつ
)
から不自由
成
(
なさる
)
る事なれば
私共
(
わたしども
)
の
知
(
しる
)
事ではなし今私が
構立
(
かまひだて
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
たとえば小さいことながら、僕は若い時から金を使うにはなはだ
不始末
(
ふしまつ
)
であった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
その代り、他の雇人隊が、口を揃えて光枝の
不始末
(
ふしまつ
)
を叱りつけ、があがあぶつぶつはいつ
果
(
は
)
つとも見えなかった。するとまた、奥の方からずしんずしんどんどんと、旦那様の豪快なる
跫音
(
あしおと
)
が近づき
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この他、平日にても
普請
(
ふしん
)
といい買物といい、また
払物
(
はらいもの
)
といい、経済の
不始末
(
ふしまつ
)
は諸藩同様、
枚挙
(
まいきょ
)
に
遑
(
いとま
)
あらず。もとより江戸の町人職人の
金儲
(
かねもうけ
)
なれども、その一部分は間接に藩中一般の
賑
(
にぎわい
)
たらざるを得ず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
餘計に持つと
不始末
(
ふしまつ
)
になり易く、失ふものです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
「……死にはいたしませぬが、少々
不始末
(
ふしまつ
)
があるのでございます」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“不始末”の意味
《名詞》
始末のしかたが悪いこと。
他人に迷惑になるようなこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
始
常用漢字
小3
部首:⼥
8画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変