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不住
ふりがな文庫
“不住”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すまず
66.7%
ふぢゆう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すまず
(逆引き)
奥州筋
(
おうしうすぢ
)
近来
(
きんらい
)
の
凶作
(
きようさく
)
に
此寺
(
このてら
)
も
大破
(
たいは
)
に
及
(
およ
)
び、
住持
(
ぢうじ
)
となりても
食物
(
しよくもつ
)
乏
(
とぼ
)
しければ
僧
(
そう
)
も
不住
(
すまず
)
、
明寺
(
あきでら
)
となり、
本尊
(
ほんぞん
)
だに
何方
(
いづかた
)
へ
取納
(
とりおさめ
)
しにや
寺
(
てら
)
には
見
(
み
)
えず、
庭
(
には
)
は
草深
(
くさふか
)
く、
誠
(
まこと
)
に
狐梟
(
こけう
)
のすみかといふも
余
(
あまり
)
あり。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
奥州筋近来の凶作にこの寺も大破に及び、住持となりても食物乏しければ僧も
不住
(
すまず
)
、
明寺
(
あきでら
)
となり、本尊だに
何方
(
いずかた
)
へ取納めしにや寺には見えず、庭は草深く、誠に
狐梟
(
こきょう
)
のすみかというも
余
(
あまり
)
あり。
一景話題
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
不住(すまず)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふぢゆう
(逆引き)
一所
(
いつしよ
)
不住
(
ふぢゆう
)
の神なり
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
不住(ふぢゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“不住”の意味
《形容動詞》
人の住んでいない。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
検索の候補
一所不住
所不住
一処不住
住所不定
常住不断
行住坐臥不問時節
“不住”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
与謝野晶子