トップ
>
下民
>
かみん
ふりがな文庫
“
下民
(
かみん
)” の例文
しかるにいま一時の術を用いて
下民
(
かみん
)
を
御
(
ぎょ
)
しその知徳の進むを待つとは、威をもって人を文明に
強
(
し
)
ゆるものか、しからざれば欺きて善に帰せしむるの策なるべし。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
然
(
しか
)
らば
下民
(
かみん
)
は
救
(
すくい
)
を
蒙
(
こうむ
)
り
上
(
かみ
)
の大利とならん。その大益
俗諺
(
ぞくげん
)
の如く、両の手に
美
(
よ
)
き物を得たるものというべし。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ことに
下民
(
かみん
)
の情によく通じ、そうして民意を
容
(
い
)
れ民心を
収攬
(
しゅうらん
)
することに
力
(
つと
)
め、また法律を正しゅうしてほとんど
賄賂
(
わいろ
)
をもって事を扱うことが出来ぬような
果断
(
かだん
)
の処置をやる方ですから
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
今の日本の有様にて、今の小学校はただ、
下民
(
かみん
)
の子供が字を学び数を知るまでの場所にて、成学の上、ひと通りの筆算帳面のつけようにてもできれば満足すべきものなり。
小学教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕