“下宿屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げしゆくや60.0%
げしゅくや20.0%
やどや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんゆえ私宅教授したくけふじゆの口がありても錢取道ぜにとるみちかんがへず、下宿屋げしゆくやに、なにるとはれてかんがへることるとおどろかしたるや。
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
下宿屋げしゅくや女中じょちゅうは、はななどには無関心むかんしんでした。すこしのかんがえもなくそうじなどをしましたから、あかいアネモネのはなは、あたまからほこりをびさせられました。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
私はそのころ下宿屋やどや住まいでしたが、なにぶん不自由で困りますからいろいろ人に頼んで、ついに田口という人の二階二間を借り、衣食いっさいのことを任すことにしました。
春の鳥 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)