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上閉伊
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かみへい
ふりがな文庫
“
上閉伊
(
かみへい
)” の例文
もっと変った例では同じ南部領でも
九戸
(
くのへ
)
郡及び
上閉伊
(
かみへい
)
郡の一部分に、剖葦はその前生に不品行な娘だったという、少しばかりオブシインな昔話がある。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上閉伊
(
かみへい
)
、
下閉伊
(
しもへい
)
の両郡や九戸郡の如きは、山が重なり交通の便も悪いので、訪ねる人は余りありません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ザシキワラシ。二十二
歳
(
さい
)
。アツレキ三十一年二月七日、表、日本岩手県
上閉伊
(
かみへい
)
郡
青笹
(
あおざさ
)
村
字
(
あざ
)
瀬戸二十一番戸伊藤万太の宅、八畳座敷中に故なくして
擅
(
ほしいまま
)
に出現して万太の長男千太、八歳を
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
熊本県の
球磨
(
くま
)
・
葦北
(
あしきた
)
二郡、それからずっと飛んで信州の下高井郡、
越後
(
えちご
)
の
魚沼
(
うおぬま
)
地方、秋田県の仙北郡および岩手県
上閉伊
(
かみへい
)
郡の一部に、炉をジロと
謂
(
い
)
う方言があるほかに
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
岩手県
上閉伊
(
かみへい
)
郡で、秋の稲こきの時に足元に散る残穀から製するというツンジョオダンゴも(遠野方言誌)、土穂の訛語であることは明らかだが、これはいかなる機会に作るのか
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
奥州では南部の
沼宮内
(
ぬまくない
)
、陸前の
気仙
(
けせん
)
郡、羽後の
飽海
(
あくみ
)
郡などの数カ所だけであって、その他は陸中の
上閉伊
(
かみへい
)
・
江刺
(
えさし
)
の二郡、羽前の
米沢
(
よねざわ
)
、南秋田の半島、および信州の
下水内
(
しもみのち
)
郡において
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
一
遠野郷
(
とほのがう
)
は今の陸中
上閉伊
(
かみへい
)
郡の西の半分、山々にて取り囲まれたる平地なり。新町村にては、遠野、
土淵
(
つちぶち
)
、
附馬牛
(
つくもうし
)
、松崎、青笹、
上郷
(
かみがう
)
、
小友
(
をとも
)
、
綾織
(
あやおり
)
、
鱒沢
(
ますざは
)
、
宮守
(
みやもり
)
、
達曾部
(
たつそべ
)
の一町十か村に分かつ。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
一
遠野郷
(
とおのごう
)
は今の陸中
上閉伊
(
かみへい
)
郡の西の半分、山々にて取り
囲
(
かこ
)
まれたる平地なり。
新町村
(
しんちょうそん
)
にては、遠野、
土淵
(
つちぶち
)
、
附馬牛
(
つくもうし
)
、松崎、
青笹
(
あおざさ
)
、
上郷
(
かみごう
)
、
小友
(
おとも
)
、
綾織
(
あやおり
)
、
鱒沢
(
ますざわ
)
、
宮守
(
みやもり
)
、
達曾部
(
たっそべ
)
の一町十ヶ村に分かつ。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
閉
常用漢字
小6
部首:⾨
11画
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
“上閉伊”で始まる語句
上閉伊郡