“下閉伊”の読み方と例文
読み方割合
しもへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陸中海岸の高台は、種市辺よりははるかに南、だいたいに下閉伊しもへい郡北端の安家あっか普代ふだいの小さな流れからこちらがことに荒涼たる草原になっている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
紫根染は絞染しぼりぞめに限られる傾きがありますが、糸染をして見事な織物を今も作るのは独り下閉伊しもへい岩泉いわいずみであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
ネバナ 蕨の粉をネバナというのは東北一円のようで、これで製した餅をネバナ餅、岩手県の下閉伊しもへい郡では、またネ餅ともいっている(民俗研究九号)。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)