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下閉伊
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しもへい
ふりがな文庫
“
下閉伊
(
しもへい
)” の例文
陸中海岸の高台は、種市辺よりははるかに南、だいたいに
下閉伊
(
しもへい
)
郡北端の
安家
(
あっか
)
・
普代
(
ふだい
)
の小さな流れからこちらがことに荒涼たる草原になっている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
紫根染は
絞染
(
しぼりぞめ
)
に限られる傾きがありますが、糸染をして見事な織物を今も作るのは独り
下閉伊
(
しもへい
)
の
岩泉
(
いわいずみ
)
であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ネバナ 蕨の粉をネバナというのは東北一円のようで、これで製した餅をネバナ餅、岩手県の
下閉伊
(
しもへい
)
郡では、またネ餅ともいっている(民俗研究九号)。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上閉伊
(
かみへい
)
、
下閉伊
(
しもへい
)
の両郡や九戸郡の如きは、山が重なり交通の便も悪いので、訪ねる人は余りありません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
同じ
下閉伊
(
しもへい
)
地方でも、正月十六日の早朝、嫁が寝ているうちに
蒲団
(
ふとん
)
を
剥
(
は
)
いで、丸裸にして尻を打ったという。それも単なる話らしいが、この日をイロハギというのは意味がありそうである。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
これは陸中
下閉伊
(
しもへい
)
地方でいうことで、他にはまだ類例を知らない。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
(
遠野
(
とおの
)
物語。岩手県
下閉伊
(
しもへい
)
郡小国村)
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
閉
常用漢字
小6
部首:⾨
11画
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕