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上玉
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じょうだま
ふりがな文庫
“
上玉
(
じょうだま
)” の例文
その晩はまずそういった調子です。
暫
(
しばら
)
くして座敷へ来たのを見ると思ったよりは
上玉
(
じょうだま
)
でした。何も彼も忘れずにおぼえて居ります。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
無理矢理に奥へ引っぱり込まれた。アハハハ。
上玉
(
じょうだま
)
と見られたな。そこへ王君が出て来て最高級の御挨拶をした。アッハッハッハ。コイツは大笑いだ。
王公
(
ワンこう
)
一代の傑作だろう。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
じつはこちらさまにきっとお気に入ること大うけあいという
上玉
(
じょうだま
)
がありましたもんで、それを迎えに行っておりましたような
次第
(
しだい
)
で——ところがこれが
埼玉
(
さいたま
)
の
在
(
ざい
)
でございまして
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
これは
古渡
(
こわた
)
りの
無疵
(
むきず
)
で
斑紋
(
けら
)
のない
上玉
(
じょうだま
)
で、これを差上げ様と存じます……お根付、へい左様で、
鏡葢
(
かゞみぶた
)
で、へい矢張り
青磁
(
せいじ
)
か何か時代のがございます、
琥珀
(
こはく
)
の様なもの、へえ
畏
(
かしこま
)
りました
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「まあ、いい
娘
(
こ
)
だねえ、
上玉
(
じょうだま
)
だよ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
然るに浜町の白首、俗に高等とよびしもの衣裳容貌山の手の芸者に劣らざるものにして待合席料一円、女
並
(
なみ
)
五、六十銭より
上玉
(
じょうだま
)
一円どまりにて別に女中の祝儀は取らず。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“上玉”の意味
《名詞》
上等な宝石や物品。
上等の客。
遊郭などで美人のこと。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟