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三個
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みっつ
ふりがな文庫
“
三個
(
みっつ
)” の例文
それは今日の
昼飯
(
ひるめし
)
に怪しい僧にも
別
(
わ
)
け、
己
(
じぶん
)
達も
喫
(
く
)
ったような
三個
(
みっつ
)
の
黍団子
(
きびだんご
)
であった。顎髯の男はうんと云って
背後
(
うしろ
)
に倒れて気を失った。
岩魚の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「では、叔父様には、淀屋の独楽の——
三個
(
みっつ
)
あるという淀屋の独楽の、その
所在
(
ありばしょ
)
もご存知なので?」
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その
脂切
(
あぶらぎ
)
った笑い顔を見ると、私はホッと救われたような気持ちになって、バットを
三個
(
みっつ
)
ばかり受け取ったが、とりあえず一本引き出して吸口をつけながら、こころみに聞いて見た。
空を飛ぶパラソル
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
仆れた襖の奥の部屋に、
三個
(
みっつ
)
の女の死骸があって、その一個が断末魔の足で、襖を蹴ったに相違なく、その足が
痙攣
(
けいれん
)
を起こしながら、だんだんに延びて行くのが見えた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
……しかるに辰五郎、事の起こる前、ひそかに家財の大半を分け、絶対秘密の場所へ隠し、その隠し場所を
三個
(
みっつ
)
の独楽へ……とここまで申したら、万事推量出来るであろう。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
杭は、わずかにその位置を変えたばかりで、同じ姿勢で立ってい、その前の地面に、
三個
(
みっつ
)
の死骸が——波の引いた海上に、小さい黒い岩が残ったかのように、転がっていた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
個
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方