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三五
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さんご
ふりがな文庫
“
三五
(
さんご
)” の例文
『
一六
(
いちろく
)
、
三五
(
さんご
)
の
采粒
(
さいつぶ
)
かの、はい、ござります。』と
隅
(
すみ
)
の
壁
(
かべ
)
へ
押着
(
おつゝ
)
けた、
薬箪笥
(
くすりだんす
)
の
古
(
ふる
)
びたやうな
抽斗
(
ひきだし
)
を
開
(
あ
)
けると、
鼠
(
ねづみ
)
の
屎
(
ふん
)
が、ぱら/\
溢
(
こぼ
)
れる。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「翁
凡兆
(
ぼんてう
)
に告て曰、一世のうち秀逸
三五
(
さんご
)
あらん人は作者、十句に及ぶ人は名人なり。」
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
珠運が一身
二一添作
(
にいちてんさく
)
の五も六もなく
出立
(
しゅったつ
)
が徳と極るであろうが、人情の
秤目
(
はかりめ
)
に
懸
(
かけ
)
ては、魂の
分銅
(
ふんどう
)
次第、
三五
(
さんご
)
が十八にもなりて
揚屋酒
(
あげやざけ
)
一猪口
(
ひとちょく
)
が
弗箱
(
ドルばこ
)
より重く、色には目なし無二
無三
(
むざん
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
三五
(
さんご
)
年の研究で、人事千百がわかったから、久し振りで書こうとおもっていたところだ。そこへ新聞記事になって紹介されたのは、好い前触れ太鼓だから、責めもしない、怒りもしない。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
“三五”で始まる語句
三五人
三五郎
三五屋
三五縄
三五載
三五兵衛
三五十九