“一翳”の読み方と例文
読み方割合
いちえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ、一翳の雲もないのに、緑紫の旗の影が、ぱっと空をうまで、花やかに目に飜った、と見るとと近づいて、眉に近い樹々の枝に色鳥の種々の影に映った。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ただ一翳眼にって空花乱墜するが故に、俗累覊絏牢としてちがたきが故に、栄辱得喪のわれにる事、念々切なるが故に、ターナーが汽車を写すまでは汽車の美を解せず
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あゝ、一翳の雲もないのに、の旗の影が、ぱつと空をふまで、やかに目につた、見るとと近づいて、に近い樹々の枝に色鳥種々の影に映つた。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)