一秒間いちびようかん)” の例文
一秒間いちびようかん二三回にさんかい繰返くりかへされるほどの急激きゆうげきなものであつたならば、木造家屋もくぞうかおく土藏どぞう土壁つちかべおとし、器物きぶつたなうへから轉落てんらくせしめるくらゐのことはありべきである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
地震ぢしん十分じゆうぶんちかおこつた場合ばあひは、一秒間いちびようかん數十回すうじつかいしくばそれ以上いじよう往復振動おうふくしんどうあらはれてるが、それはたん地鳴ちなりとしてわれ/\の聽覺ちようかくかんずるのみであつて
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
一秒間いちびようかん四五回しごかい往復振動おうふくしんどうになつてやうや急激きゆうげき地動ちどうとしてわれ/\の身體しんたいにはつきりとかんずるようになる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)