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一心不乱
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いっしんふらん
ふりがな文庫
“
一心不乱
(
いっしんふらん
)” の例文
旧字:
一心不亂
見れば、うしろの車には、ひとりのおまわりさんが、および腰になって、
一心不乱
(
いっしんふらん
)
に前方を見つめ、何か大声にわめいているではありませんか。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
蛾次郎は
芋
(
いも
)
の
串
(
くし
)
をほうりだして、
逃
(
に
)
げるわ逃げるわ、むちゅうでにげた——
一心不乱
(
いっしんふらん
)
に、あかるいほうへかけだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一機のロケット砲室では、山形警部が
一心不乱
(
いっしんふらん
)
に、目の前のスクリーンをのぞいている。その上には、X号をのせたロケットの像がうつりはじめた。警部は必死に
照準
(
しょうじゅん
)
をあわせた。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お
爺
(
じい
)
さんからそう
注意
(
ちゅうい
)
されるまでもなく、
私
(
わたくし
)
はもう
先刻
(
さっき
)
から
一心不乱
(
いっしんふらん
)
に
深
(
ふか
)
い
統一
(
とういつ
)
に
入
(
はい
)
って、
黒雲
(
くろくも
)
の
中
(
なか
)
を
睨
(
にら
)
みつめて
居
(
い
)
たのですが、たちまち
一体
(
いったい
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
の
雄姿
(
ゆうし
)
がそこに
鮮
(
あざや
)
かに
見出
(
みいだ
)
されました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“一心不”で始まる語句
一心不亂