“稜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かど70.5%
りょう20.5%
みね9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水にはかど無けれども氷には稜ある道理で、恐ろしい鋭さと固さとを以て、或點に對しては嚴しくもまた苛酷いらひどく強く働くものである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
あるいは六面体八面体十二面体の面やりょうに字句を配置してそれをぐるぐる回転するとかいうところまで行ってはどうかと思うのである。
俳句の型式とその進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
段通に双手もろてをかけて力任せに引き剥ぐと、ちょうど象の背中のみねからすこし下ったあたりに、ひとが一人はいるくらいの大きさに胡粉の色が変ったところがある。