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稜
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みね
ふりがな文庫
“
稜
(
みね
)” の例文
段通に
双手
(
もろて
)
をかけて力任せに引き剥ぐと、ちょうど象の背中の
稜
(
みね
)
からすこし下ったあたりに、ひとが一人はいるくらいの大きさに胡粉の色が変ったところがある。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
天城は
稜
(
みね
)
の高い鼻をそびやかすようにして、ジロジロとサト子のようすを観察しながら
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鼻の
稜
(
みね
)
ばかり高い、烏天狗の面を漂白したような感じのシュラーと、造花のオレンジの花のついた頭被の下でキョトンとしているミドリさまが、内陣の柵の前に並んで立っている。
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
長すぎる鼻の
稜
(
みね
)
を昂奮で桃色に染めながらやってきた。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“稜”の意味
《名詞》
(リョウ、そば)物の角。
(リョウ)多面体の隣り合う二つの平面が交わって成す線分。
(そば)袴の股立。
(出典:Wiktionary)
稜
漢検準1級
部首:⽲
13画
“稜”を含む語句
稜威
山稜
稜々
稜角
御稜威
稜線
三稜鏡
五稜廓
大御稜威
三稜
三稜剣
稜堡
稜形
鼻稜
五稜郭
稜立
気骨稜々
大稜威
稜鏡
多稜形
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