“眼差”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まなざし65.3%
まなざ33.3%
まなぎし1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次は娘の眼差まなざしに誘はれるやうに、默つて枕近く膝行ゐざり寄りました。顏半分包んではありますが、この娘の美しさはまさに拔群です。
化粧をしないおせいの顔が艶々つやつやと光つてみえる。富岡は、魂のないうつろ眼差まなざしで、おせいのどつしりとした胸のあたりを見てゐた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
が、その自信のある眼差まなぎしは、正面からお勢の表情の動きを見据えているのでした。