“マントル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外套33.3%
暖炉棚33.3%
火床33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そなたくろ外套マントルほゝばたく初心うぶをすッぽりとつゝんでたも、すれば臆病おくびゃうこのこゝろも、ぬゆゑにきつうなって、なにするもこひ自然しぜんおもふであらう。
暖炉棚マントルへ移したり、ピアノの上へ飾ってみたりいろいろやったが、形式がないというのはしょうのないもので、どうしてみても落着かない。
黄泉から (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
また、赤煉瓦造りの火床マントルピースには、緑地のビロードに金糸のオベリスクを縫ひとつた覆ひをつけたオルゴール・ボツクスが載つて居り、音譜箱には五六種の唱歌の巻譜が残つてゐた。
幽霊の出る宮殿 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)