“暖炉棚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんろだな25.0%
シュミネ25.0%
マントル25.0%
マントルピース25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジャン・ヴァルジャンは二つの銀の燭台を暖炉棚だんろだなの上に置いた。そのりっぱなのを見てトゥーサンはひどく感心していた。
つけてくれ。眼が見えなくても、四辺あたりが明るいと思えば気持がいいものだ。お前はどこにいるんだい。暖炉棚シュミネそばに? そんなら手をのべて御覧。そこにスイッチがあるから、ひねっておくれ
暗中の接吻 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
暖炉棚マントルへ移したり、ピアノの上へ飾ってみたりいろいろやったが、形式がないというのはしょうのないもので、どうしてみても落着かない。
黄泉から (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
コペンハーゲン市の山の手ニュールンベルグガーデはずれの、有名なゲンテフテの森に近い嬢の家へ行くと、応接間の暖炉棚マントルピースから右側の壁を埋めた、飾り戸棚の中一杯に、政府や個人会社等から贈られた
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)