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チヨオク
ふりがな文庫
“チヨオク”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白墨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白墨
(逆引き)
と
罵
(
のゝし
)
るか、
笑
(
わら
)
ふか、
一
(
ひと
)
つ
大聲
(
おほごゑ
)
が
響
(
ひゞ
)
いたと
思
(
おも
)
ふと、あの
長靴
(
ながぐつ
)
なのが、つか/\と
進
(
すゝ
)
んで、
半月形
(
はんげつがた
)
の
講壇
(
かうだん
)
に
上
(
のぼ
)
つて、ツと
身
(
み
)
を
一方
(
いつぱう
)
に
開
(
ひら
)
くと、
一人
(
ひとり
)
、
眞
(
まつ
)
すぐに
進
(
すゝ
)
んで、
正面
(
しやうめん
)
の
黒板
(
こくばん
)
へ
白墨
(
チヨオク
)
を
手
(
て
)
にして
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
白墨
(
チヨオク
)
の粉に汚れた木綿の紋附に、裾の擦り切れた長目の袴を
穿
(
は
)
いて、クリ/\した三分刈の頭に帽子も冠らず——渠は帽子も有つてゐなかつた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そこで何処へ行くのだと
尋
(
き
)
いて見たら、
白墨
(
チヨオク
)
を食ひ欠きに行くのですと云ふのだ。貰ひに行くとも云はなければ、折つて来るとも云ふのではない。食ひ欠きに行くと云ふのだね。
山鴫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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