“ゑつちうふんどし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
越中褌50.0%
越中犢鼻褌50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また……遣直やりなほしぢや。)とつぶやきながら、のみをぶらげると、わたし茫然ばうぜんとしたあひだに、のそのそ、と越中褌ゑつちうふんどしきうのあとのしりせて、そして、やがて、及腰およびごしほこら狐格子きつねがうしのぞくのがえた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
越中褌ゑつちうふんどしふ……あいつひとつで、眞裸まつぱだかきたなけつです。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
入もじ/\致せしがやが越中犢鼻褌ゑつちうふんどしを取出し見て是なり/\と申ければ一同どつとわらひつゝ今夜はとなり座敷にて大聲をあげ馬鹿な騷ぎを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)