“わらひごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
笑聲70.0%
笑声30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の人聲の中には少しの遠慮もない甲高かんだかな女の笑聲わらひごゑも聞えて、いかにも自由に、樂しく、心置きなく見えながら、其れで居て些かのかしましい亂雜をもきたさない。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
踊子をどりこれをにしてあわたゞしく木陰こかげかくれる。其處そこにはかならおの/\くちからはつする笑聲わらひごゑかれるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
高い笑声わらひごゑを残して、彼は遂に学校から飛び出した。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)