“しようせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
松聲33.3%
笑声33.3%
鐘聲33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出して見て「あらもう十時ぢやよ、こりやいかん。これからまだ松聲しようせいのうちに三壁のうちに僊化せんくわのうちへ𢌞にやならん。それぢや二時から來て下さいよ。どうもお邪魔でやした」
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
されどなんだ笑声しようせいまどひを脱し、万象ばんしよう
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
第二の鐘聲しようせい起こりぬ。夜はいよ/\しめやかにして、ひゞきはいよ/\冴えたり。山をかすめ、海をわたり、一たびは高く、一たびはひくく、絶えむとしてまたつゞき、沈まむとしてはまたうかぶ。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)