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わがせこ
ふりがな文庫
“わがせこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
吾背子
66.7%
我背子
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾背子
(逆引き)
吾背子
(
わがせこ
)
はいづく
行
(
ゆ
)
くらむ
奥
(
おき
)
つ
藻
(
も
)
の
名張
(
なばり
)
の
山
(
やま
)
を
今日
(
けふ
)
か
越
(
こ
)
ゆらむ 〔巻一・四三〕 当麻麿の妻
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
吾背子
(
わがせこ
)
をなこ
せ
(
し
)
の山の喚子鳥君喚びかへせ夜の更けぬ
と
(
ま
)
に (巻十、雑)
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
吾背子
(
わがせこ
)
を
何処
(
いづく
)
行
(
ゆ
)
かめとさき
竹
(
たけ
)
の
背向
(
そがひ
)
に
宿
(
ね
)
しく今し
悔
(
くや
)
しも 〔巻七・一四一二〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
吾背子
(
わがせこ
)
をやまとへやると
小夜
(
さよ
)
ふけて
鶏鳴
(
あかとき
)
露にわれ立ち
霑
(
ぬ
)
れし (巻二)
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
わがせこ(吾背子)の例文をもっと
(2作品)
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我背子
(逆引き)
我背子
(
わがせこ
)
に
吾
(
わ
)
が
恋
(
こ
)
ひ
居
(
を
)
れば
吾
(
わ
)
が
屋戸
(
やど
)
の
草
(
くさ
)
さへ
思
(
おも
)
ひうらがれにけり 〔巻十一・二四六五〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
我背子
(
わがせこ
)
を
何
(
あ
)
どかもいはむ武蔵野のうけらが花の時無きものを (同・三三七九)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「み空ゆく
月読
(
つくよみ
)
男
(
をとこ
)
ゆふさらず目には見れども寄るよしもなし」(巻七・一三七二)、「
人言
(
ひとごと
)
をしげみこちたみ
我背子
(
わがせこ
)
を目には見れども逢ふよしもなし」(巻十二・二九三八)の歌があるが
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
わがせこ(我背子)の例文をもっと
(1作品)
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