“我背子”の読み方と例文
読み方割合
わがせこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我背子わがせこれば屋戸やどくささへおもひうらがれにけり 〔巻十一・二四六五〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
我背子わがせこどかもいはむ武蔵野のうけらが花の時無きものを (同・三三七九)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「み空ゆく月読つくよみをとこゆふさらず目には見れども寄るよしもなし」(巻七・一三七二)、「人言ひとごとをしげみこちたみ我背子わがせこを目には見れども逢ふよしもなし」(巻十二・二九三八)の歌があるが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)