“りんぽう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輪宝33.3%
隣邦33.3%
林放16.7%
輪寳16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二つの手桶てをけあふるるほどみて、十三は入れねば成らず、大汗に成りて運びけるうち、輪宝りんぽうのすがりしゆがみ歯の水ばき下駄げた、前鼻緒のゆるゆるに成りて、指を浮かさねば他愛たわいの無きやうなり
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いやでも応でも、宇宙は刻々にかわるという法則に立つ易学を生んだ隣邦りんぽう中国では、さすがに世の転変てんぺんには馴れぬいていたものか、古来盗児とうじに関する挿話そうわは今の日本にも負けないほど多い。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「するとお前は、泰山の神は林放りんぽうという一書生にも及ばないと思つているのか。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
林放りんぽうが礼の根本義をたずねた。先師がこたえられた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
二つの手桶てをけあふるゝほどみて、十三はれねばらず、大汗おほあせりてはこびけるうち、輪寳りんぽうのすがりしゆがみづばき下駄げた前鼻緒まへばなをのゆる/\にりて、ゆびかさねば他愛たわいきやうなり
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)