“りんきおうへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リンキオウヘン
語句割合
臨機応変50.0%
臨機應變50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そりゃそうだ、ね」高見さんは両のひざを両手で抱いていながら、こちらの味方みかたらしく言った。「この人の臨機応変りんきおうへんの皮肉や冷かしと来たら、ずいぶん痛快ですよ」
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
臨機応変りんきおうへん
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勿論もちろん吾等われら空中旅行くうちうりよかう目的もくてきと、櫻木大佐さくらぎたいさ海底戰鬪艇かいていせんとうてい秘密ひみつとは、輕々かろ/″\しく外國船ぐわいこくせんなどにさとられてはならぬが、それは臨機應變りんきおうへんなにとか言脱いひのがれの工夫くふういでもい。
どう了簡れうけんなるや早く云てきかせと云へば平左衞門はせゝら笑ひさりとては御氣の小い事なりなに是式これしきの事御心らうに及ぶべきや先其時の事は臨機應變りんきおうへんと申事あり今こゝにて申事は更に役にたち申さず其相手あいての樣子先の出次第でしだいにてどうへんずるも量り難し此所にて申事は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)