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りようよく
ふりがな文庫
“りようよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兩翼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兩翼
(逆引き)
大正十二年
(
たいしようじゆうにねん
)
の
關東大地震
(
かんとうだいぢしん
)
に
於
(
おい
)
て
熱海港
(
あたみこう
)
の
兩翼
(
りようよく
)
、
即
(
すなは
)
ち
北
(
きた
)
は
衞戍病院分室
(
えいじゆびよういんぶんしつ
)
のある
邊
(
へん
)
、
南
(
みなみ
)
は
魚見崎
(
うをみざき
)
に
於
(
おい
)
ては
波
(
なみ
)
の
高
(
たか
)
さ
四五尺
(
しごしやく
)
しかなかつたが、
船着場
(
ふなつきば
)
では
十五尺
(
じゆうごしやく
)
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
然
(
しか
)
し
家屋
(
かおく
)
の
兩翼
(
りようよく
)
は
少
(
すこ
)
しく
傾
(
かたむ
)
きながら、
潰
(
つぶ
)
れずに
殘
(
のこ
)
つてゐたので、これを
檢査
(
けんさ
)
して
見
(
み
)
ると、
餘震
(
よしん
)
には
安全
(
あんぜん
)
であらうと
想像
(
そう/″\
)
されたから、
山崎博士
(
やまざきはかせ
)
を
初
(
はじ
)
め
一行
(
いつこう
)
四人
(
よにん
)
は
其家
(
そのいへ
)
の
樓上
(
ろうじよう
)
に
一泊
(
いつぱく
)
した。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
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