“よこあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
横合85.7%
横方14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこへあの、めす黒猫くろねこが、横合よこあひから、フイとりかゝつて、おきみのかいたうた懷紙ふところがみを、後脚あとあしつてて前脚まへあしふたつで、咽喉のどかゝむやうにした。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それだのに、梅子はつゞけて、同じ問題にいて、甲の役者はうだの、乙の役者はなんだのと評しした。代助は又あによめが論理をはづしたと思つた。仕方がないから、横合よこあひから
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
かゝる間に、山の腰にそひ、横方よこあひより、かはる/″\憐れみたまへを歌ひつゝ、我等のすこしく前に來れる民ありき 二二—二四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)