“よこあ”の漢字の書き方と例文
語句割合
横合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は年をとり気力がすでに衰えて、そう多量の仕事を分担することが許されぬが、稲作いなさくの問題だけは、是からもなおすこしずつ考えて行き、必要とならば横合よこあいから口をはさんでみようとしている。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
横合よこあいから投げ独楽ごまをすくいったあかぼうと見えたのは、朱漆しゅうるしをといだ九しゃくやりであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこへおりよく童子どうじめが来合きあわせて、横合よこあいから手柄てがらうばっていったのでございます。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)