“よくしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
浴室100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
●そも/\茲谷このたには山桜多かりしゆゑ桜谷とよびけるを、地火あるをもつて四方四五十(六尺を歩といふ)をひらきて平坦たひらの地となし、地火をりて浴室よくしつとなし、人の遊ぶ所とせしとぞ。
ぼくはおきぬなしをむいて、ぼくひとりいつてる浴室よくしつに、そつともつれたことをおもひ、二人ふたり溪流けいりう沿ふて散歩さんぽしたことをおもひ、そのやさしい言葉ことばおもひ、その無邪氣むじやき態度たいどおもひ、その笑顏ゑがほおも
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
水落つ、たたと………浴室よくしつの真白き湯壺ゆつぼ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)