“ゆかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愉快97.5%
諭戒2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麦畑むぎばたけ牧場ぼくじょうとはおおきなもりかこまれ、そのなかふか水溜みずだまりになっています。まったく、こういう田舎いなか散歩さんぽするのは愉快ゆかいことでした。
帰るとき、アトから追っかけるようにして出てきた栗原は、電車に乗るまでも、乗ってからも、愉快ゆかいなことばかりしゃべって笑わせた。
工場新聞 (新字新仮名) / 徳永直(著)
「——大檀家だんか趙大人ちょうたいじんのお顔もあることじゃし、明日ともなれば、わしから智深にきびしく諭戒ゆかいを加えて、以後きっと、慎ませようで」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが彼の情火は、検非違使の諭戒ゆかいも、あるじ成輔の
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)