“こころよか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
愉快50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その出所の多くは西洋語の翻訳に基くものにして、吾人ごじんの耳にはなはだこころよからぬ響を伝うるものを列挙しはじめた。
十日の菊 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
和気かき香風のうちに、臥榻がとうを据えてその上にそべり、次第にとおざかり往くあぶの声を聞きながら、ねぶるでもなく眠らぬでもなく、唯ウトウトとしているが如く、何ともかとも言様なく愉快こころよかッたが
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)