“ゆいいつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
唯一100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの事情の湊合(そうごう)のために、源三は自分の唯一(ゆいいつ)の良案と信じている「甲府へ出て奉公住みする」という事をあえてしにくいので
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
真紅(しんく)や、白や、琥珀(こはく)のような黄や、いろ/\変った色の、少女(おとめ)のような優しい花の姿が、荒れた庭園の夏を彩(いろど)る唯一(ゆいいつ)の色彩だった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
当時(とうじ)の私(わたくし)に取(と)りましては、死(し)んだ良人(おっと)に逢(あ)うのがこの世(よ)に於(お)ける、殆(ほと)んど唯一(ゆいいつ)の慰安(いあん)、殆(ほと)んど唯一(ゆいいつ)の希望(きぼう)だったのでございます。