“ゆいいち”の漢字の書き方と例文
語句割合
唯一100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十六の年から母の代稽古として弟子たちを教えていたが、容貌の好いのが唯一ゆいいちおとりになって、男弟子もだいぶ入り込むようになった。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
唯一ゆいいちの特典として時間外に働くことを許可されているが、それでもありがたくないことには、時どきに気候に犯されて、ねじれた文章のように頭が変になって倒れる人たちがある。
思えばきたないようだが、航海中は誠に調法、唯一ゆいいち宝物たからものであったのが可笑おかしい。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)